大和北部八十八ヶ所 第一番
三論学山大安寺
【さんろんがくさんだいあんじ】
所在地: 奈良県奈良市大安寺二丁目ヒラキ18-1
宗派: 高野山真言宗
御本尊:
十一面観世音菩薩
創建: 推古天皇二十九年(AD621)(熊凝精舎)/天平年間(AD729~749)(大安寺)
開基: 聖徳太子(熊凝精舎)/聖武天皇(大安寺)
開山: 道慈律師(大安寺)
寺格等: 高野山真言宗別格本山 南都七大寺
別称/旧称: 熊凝精舎 百済大寺 高市大寺 大官大寺 南大寺 熊凝山
御詠歌:ありがたや大へいのよにうまれきてほとけをおがむみこそ安らく/すえのよのにごりえにすむうろくずもうかぶやきよきつきのひかりに
三論学山大安寺
【さんろんがくさんだいあんじ】
所在地: 奈良県奈良市大安寺二丁目ヒラキ18-1
宗派: 高野山真言宗
御本尊:
十一面観世音菩薩
創建: 推古天皇二十九年(AD621)(熊凝精舎)/天平年間(AD729~749)(大安寺)
開基: 聖徳太子(熊凝精舎)/聖武天皇(大安寺)
開山: 道慈律師(大安寺)
寺格等: 高野山真言宗別格本山 南都七大寺
別称/旧称: 熊凝精舎 百済大寺 高市大寺 大官大寺 南大寺 熊凝山
御詠歌:ありがたや大へいのよにうまれきてほとけをおがむみこそ安らく/すえのよのにごりえにすむうろくずもうかぶやきよきつきのひかりに
◆大安寺 本堂

聖徳太子が平群郡額田部(現大和郡山市)に開いたと伝える学問道場「熊凝精舎」が起源とされ、それをもって開創とする。その後幾度かの変遷を経て、平城京遷都後に現在の地に建立。
かつては南都七大寺に数えられた屈指の大寺だった。七大寺にはいくつか説があるが、大安寺・東大寺・興福寺・元興寺・薬師寺・西大寺・法隆寺とするのが一般的。
現在の姿は、失礼ながら他の六ヶ寺と比べると少少見劣りする。だが観光寺院になっていない分、ゆっくりとお参りできる良い寺だ。いつ訪れても僧侶・職員の皆さんのおおらかで優しい対応に心が和む。宝物殿では素晴らしい天平仏と間近でじっくり対面できる。
◆大安寺 御朱印 「南無佛」


参考文献:
◇武石伊嗣/武石万里子『全国三十三カ所観音霊場および全国八十八カ所霊場ご詠歌集』 神谷書房 2009
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天平時代の気宇を残す新薬師寺本堂、一木彫りの薬師如来像、天平塑像の代表作十二神将立像、白毫寺の菩薩坐像、閻魔王坐像、円成寺の春日・白山堂、運慶二十代の傑作大日如来坐像、大安寺の木彫群など、最良の条件のもと撮影された名品の数々を収録し、各寺の歴史と作品解説を付す。
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